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バラのこと②
続きまして、自宅のベランダのバラについて書きます。
いきなりですが、5月はバラの季節です。
京都でバラを見るならば、320種類もの品種が色んな仕立て方で植えられている府立植物園のバラ園も素晴らしいし、バラ専門業者の京阪園芸が管理するひらかたパーク内のローズガーデンも規模が大きくて素敵(そのついでに近隣の京阪園芸に寄るのもマスト)、あと美山まで足を伸ばせるのなら、こじんまりとしてしますが美山自然文化村河鹿荘のバラ園も自然の中ゆっくりと見れておすすめです♪
というか家でバラを見たい!バラ見ながら優雅に紅茶とか飲みたい!と猫の額のような縦長のベランダで鉢バラを育ててます^_^
強健種を中心に9種類ぐらい育ててますが、うちで一番大きな半つる性のグルスアンテプリッツ(↑上写真) が真っ先に咲き出しました。
これ、宮沢賢治が知人に贈ったと言われるバラで、日光という和名が付いてます。そんな古き良き時代からあるオールドローズなので花首が細く、うなだれて咲いちゃう。だから写真がうまく撮れない。
だけどその風情も素敵なんですよねー。
ローズレッドの花色、空気を含んだような大らかな咲き方、ツンと尖った蕾、澄んだダマスクの香りと好きなところを語り出したらキリがない。
子供の頃、当時祖父が住んでた家がごく普通の木造家屋だったんですけど、屋根の庇全体に赤いバラが這わせてあって、窓を開けると目に飛び込んでくる真っ赤なバラとよい香り。
それが子供心にいい思い出として残っており、しかしその品種の名前は分からず終いで、おぼろげな記憶を頼りにこんな感じのバラだったかな?と育てているバラでもあります。
その他のバラ達もリレーのごとく開花待ちです。
ここ近年の酷暑などバラにとっても人にとっても厳しい環境ではありますが、今年も沢山の蕾を付けてくれてありがとう。
ジャングルのようになってますが…(汗)