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桜咲く頃
ようやく春らしい気候になったと思ったら、また寒くなったりと、行ったり来たりを繰り返し、着るものどうしようと悩みつつ、そうこうしてたら花粉症ですよ。
夫婦揃って鼻炎薬なしでは仕事にならない状態ですが…。
ところで、桜の開花宣言が出ましたね。
京都の桜の標本木って二条城にあるのだそうで、北大手門の側らしいのですが、近くなのにまったく知らなかったです(^^;)
標本木っておそらく染井吉野(ソメイヨシノ) だと思うのですが、染井吉野って元々は江戸時代後期に江戸の染井村で他の品種と掛け合わせて作られた品種らしく、桜の名所の奈良の吉野にちなみ、その頃は吉野桜という名で売られていたそうです。
そして、その淡い花色や密になって咲く姿の美しさから戦後日本全国に植えられ、接木で増やされていったいわばクローンの桜で、もうそろそろ寿命が到来しつつあるのでは…と危惧されてるとのこと。
そして、染井吉野よりも強健でより環境に適した新しい桜が代わって植えられているのだそうです。
その桜達は咲く時期がちょっと早かったり、花色が少し濃かったりとか、染井吉野のように霞のごとく一斉に咲き誇るというわけにはいかないよう。
そう考えると、染井吉野って選ばれた品種なんだなぁと思いますね。
少し寂しいけれど、桜も世代交代の時が来ているのかもしれないですね。
これからは、鴨川沿いの桜も綺麗でしょうし、木屋町の桜もそろそろ満開とのこと。
ねねの道もいいだろうなぁ、だったら嵐山も…って、今の時期どこに行ってもきっと綺麗ですよね。
写真は今週水曜日に行った平野神社の「魁(さきがけ)」という桜。
平野神社発祥の桜らしいです。この桜が咲くと京都中の桜がもう咲き出しますよーという合図なのだそう。
魁というと、◯◯◯塾しか浮かばない主人と一緒に行きました。